※グランピアンズの一部エリア(hollow mountain cave、kindergarten、andersens)は現在登攀禁止となっているようです。他エリアも要確認。
こんにちは!つぼっちです^o^
GWにオーストラリアのグランピアンズへ登りに行ってきましたー!
4/25〜5/9まで2週間。
しかも初の海外遠征!
色々心配もありましたが、ケガなく過ごすことができました。楽しい時間は早いものであっという間に帰国。
毎日がカルチャーショックの連続で本当に貴重な経験ができたので、この感動を少しでも多くの人に伝えたい。
用意した荷物の紹介とツアーメンバーの紹介をしてから遠征記録を書いていきますねー!
持ち物紹介
要領が分からず用意したのでムダが多かったと思いますが、海外遠征の参考程度に見てもらえたら嬉しいです。
まずは必需品から。
- パスポート
- 電子ビザ(ETAS)
- 国際運転免許証
- 日本の免許証
- クレジットカード
- 現金
- キャリーバッグ(60ℓ?)
- ザック(30ℓ)
- 4日分くらいの秋服と下着
- クロックスとアプローチシューズ
- クラッシュパッド+足拭きマット
- クライミングシューズ&チョークバッグ
- ハーネス
オーストラリアに入国するには電子ビザのイータスが必要です。僕は格安代行サービスに依頼して取得しました。
運転はしない可能性もありましたが念のため免許センターで国際運転免許証も取得。
お金は現金を4万円用意。お店ではクレジットカードで支払い。
キャリーバッグは宿に置いといて、ザックを背負って登りに行ったり観光したりします。
服装は、オーストラリアは日本と季節が逆で5月は秋で涼しい(地域によって気温差あり)ので、半袖長ズボンに羽織れるシャツやパーカーと雨に濡れてもいいウインドブレーカー。
そしてクライミング道具達。これがないと始まりません。パモブラシは結局持って行きませんでした。
マットも持って行きました。タイ航空を利用しましたが、お預け荷物としてサイズと重量問題なく搭乗することができました。
その他持っていった物は、
- スマホ+充電ケーブル
- O型変換プラグ
- 携帯スマホ充電器
- スマホの三脚スタンド
- トラベル歯磨きセット
- 髭剃り
- ヤスリ
- サングラス
- 日焼け止めクリーム
- 首巻き枕
といった感じです。
オーストラリアはコンセントの電圧が違うのでO型の変換プラグが必要。100均で買いました。
紫外線が半端ないと聞いていたのでグラサンとクリームを用意。
飛行機の移動で首が痛くなると聞いて、安い首巻き枕も用意。
メルボルン空港でOPTASの格安SIMを購入してスマホのネット回線を繋ぐ予定。
上記以外に必要なものがあれば現地で購入します。
帰りはお土産等で荷物が増えるのを予想して、キャリーバッグに空きを残して準備完了!
※旅を終えての合計費用は22万円でした。8人で宿泊、レンタカー2台で行動。金額の目安として記録しておきます。
ツアーメンバー紹介
続いてメンバー紹介です!
主催のタクさん、タクさんの息子ダイノ、ガッキー先生、カンダさん、ホリさん、カズキ、ユータ、僕の合計8人。
気づいた人もいると思いますが、メンツが超豪華でレジェンドクライマー揃い。強強クライマーの方々と遠征させて頂きました。
カンダさんとカズキは都合により1週間早く帰る予定。
ユータはシドニー在住なのでメルボルンで合流予定。
海外遠征慣れした人が多くて旅の心配はほぼ皆無。助かります。
それではここから旅の記録を書いていくんで良かったら読んで下さいねー!
遠征初日
出発の朝。パッキングした荷物を傍らにワクワクしながら自宅で待機。
移動の予定は、神戸から高速船で関空に渡り、タイ航空に搭乗。バンコクで乗り継いでメルボルンへ。レンタカーを借りてホーシャムに向かうという流れです。時間は片道1日半、移動だけで往復3日もかかります。
迎えが到着。タクさんガッキー先生ホリさんと合流して4人で出発!
高速道路をひたすら東へ。目指すは神戸ベイファーム。
高速船利用者は車を無料で停められます♪
車の中では小山田大さんがThe Wheel of Life(V16)を初登した時のDVDが流れていてガン見。世界一かっこいいと言われるammagamma(V13)もかっけ〜。
旅の話で盛り上がってたらあっという間に神戸着。早めに着いて船の乗船まで時間が空いたから中華街で時間を潰す。
人多すぎて酔いそう…
適当な店で小籠包を買って食す。ちょうど品切れで待たされたけど出来立てが食べれておいしかったから良し。
最近流行りのチーズドッグも食べてみた。チーズめっちゃ伸びる。うまし。
時間が来たので高速船乗り場へ移動。
タクさんとダイノのやりとりを眺めて和みつつ乗船!
初めて乗ったけどめっちゃ早くて驚いた。
ダイノ絶賛前歯生え変わり中w
景色眺めてたらあっという間に関空到着。
バスでターミナルに移動してカンダさんカズキと合流。
預け荷物の審査へGO。今回搭乗する飛行機は30kgまで無料で荷物を預ける事が可能です。
続いて出国審査へ。無事通過して搭乗待ち。
まだ言葉が通じるのでよく分かってなくてもなんとかなるw
免税店で指皮回復用にタイガーバームを購入。
しばらくしてゲートが開いたので搭乗。
まずはタイのバンコクにあるスワンナプーム空港まで6時間のフライト!
17時に出発して、タイは日本よりも−2時間の時差があるので21時に着きます。
座席のモニターで映画やテレビ見放題。ゲームも遊び放題。
飲み物(水、ジュース、アルコール)も定期的に持ってきてくれるし、おつまみもでる。
そして機内食が予想以上においしかった!
チキンかフィッシュの二択を問われてチキンを選択したらグリーンカレーが出てきた。何故かセットで蕎麦とパンw
グリーンカレーはピリッとスパイス効いててかなり好み。蕎麦とパンは普通。パン1つにバターとジャムが付いてて塗り放題。サイドメニューのベーコンサラダとデザートはおいしかった。結構量多くてお腹いっぱい。
食べ終わってから映画見たり仮眠とったりしてたらタイに到着。
ずっと座ってるから体が痛い。軽くストレッチしてほぐす。
早速次のフライトに向けて移動開始。
トランジットは3時間。乗り継ぎに遅れないようにメルボルン行き飛行機の搭乗準備を済ませます。
空港からは出ないので入出国審査は必要なし。
厳重な?持ち物検査や搭乗チケットの確認登を通過して、搭乗待機所で一息。
まだまだ移動は終わりません。
2日目に続く!
遠征2日目
日が変わる頃にゲートが開いて搭乗。
オーストラリアのメルボルン空港まで8時間のフライトです。長い(汗)
今まで最長3時間までしか飛行機に乗ったことがなかったので日本からタイまでの5時間でも結構疲れたけど、8時間は体がもつのかw
スマホ充電器を繋いで、首巻き枕を装着して準備万端。メルボルンに向けていざフライト。
気になった映画を観てたら機内食(夜食)が出てきた。
今度はチキンかポークの二択。よく分からずまたチキンをチョイスw
メインはチキンとポテトの炒め物?おいしい。パンはやっぱり普通。サイドの肉とよく分からない何かの和え物がスパイシーでめっちゃうまかった。ケーキもうまし。
そこまでお腹すいてないけど他にする事ないから食べてしまう。飛行機乗ったら絶対太る(確信)
食べ終わってから映画観て、適当にゲームしてたら深夜に。まだ4時間しか経ってねぇ^^;
寝てる人が大半みたいでいたるところからいびきが聞こえる。寝るタイミング逃したーw
とりあえず目を閉じるも体痛いしシートも硬くて首痛くなってきて眠れない。
座席の狭さがエコノミークラス唯一の不満かな。
ほぼ寝れてないまま明朝に。日が昇り明るくなってきた頃に機内食(朝食)が運ばれてきた。
また二択問われたけど何言ってるか分からん。とりあえずエッグを選択。
オムレツ&ポテト、パン、フルーツの盛り合わせ、ヨーグルト。
普通においしい。もう諦めてしっかり食べよう。完食w
最後の2時間は中途半端な眠気と体の痛みとの戦いだった。
そしてついにメルボルン空港に到着!
メルボルンの時差は+1時間。日本と経度がほぼ一緒なので時差ボケは感じませんでした。
体がバッキバキや。長かった〜。
でもまだ気が抜けない。
入国審査、持ち物検査、税関手続きが必要。
税関手続きでは、税関申告書に個人情報や訪問目的、滞在情報や持ち込みの有無などの項目を全て記入して提出しないといけません。
1人だったら絶対テンパってた。ガッキー先生に教えてもらいながら用紙に記入して無事入国完了!
みんなに少し待ってもらってSIMカードを買いにOPTASへ。
英語わからなくて手こずったけど購入完了。店員にカード挿入もしてもらった。
値段は10日間12GBで20$。1$80円計算だと1600円。そんなに高くなくて良かった。
空港のエントランスでユータと合流。
なんとユータはガッキー先生の一番弟子!4段狙ってる激強クライマーや。
レンタカーショップで車を2台レンタル。
手続きしてる間に、海外でテンション上がってカズキと記念写真を一枚。うかれてますw
車に荷物を詰め込み、タクさんの運転で宿泊先のホーシャムへ向けて出発!!メルボルンから車で約3時間。フリーウェイのA8を北西にひたすら走ります。
オーストラリアは右ハンドルで左車線走行なので運転は違和感なくできます。しかも高速道路は基本的に無料のフリーウェイ。都市の一部だけが有料道路なので、地方に向かうなら高速代は要りません。
日本とは全く違う景色に釘付け。地平線まで見える広大な土地、放牧されてる牛や羊、やたらデカいトラックやキャンピングカーの多さ、道路脇の看板まで、全てが新鮮。
天気も良くて、聞いていた通り紫外線が半端ない。サングラス装着したけど顔がヒリヒリしてきた気がする。ホーシャムのお店でキャップを買おう。
途中道沿いにあったカフェで一休み。
オーストラリアに来て初めての注文緊張したw
ANZACというクッキーとバナナジュース。
うまっ。どうやらこのアンザック、ポピュラーなクッキーらしい。
新聞置いてたから広げてみたけど何書いてるかさっぱり分からんw
内装も外の景色もオシャレだなー。現地に着いてからずっと興奮状態で疲れてきたw
休憩終わって再出発。もう夕方。夕日が綺麗。
そしてついにホーシャムに到着!ウィマー川のほとりにある落ち着いた雰囲気の田舎町。川沿いにあるリバーサイドホテルに滞在します。
インフォメーションでチェックインを済まして宿へ。ひとまず荷物を降ろす。
みんな移動疲れで料理する元気は残ってないので、街のピザ屋でテイクアウトして宿で食べることに。
スーパーでビールと翌日の食料も調達して帰宅。
3つのピザをファミリーサイズで買って1人1500円くらい?安い。
移動お疲れ様でした!乾杯!
ピザいただきまーす!
日本よりうまいかも。今のところ食べたもの全部おいしい。食欲が止まりませんw
さすがに量が多くて少し残ったから冷蔵庫へ。
ごちそうさまでした!
リビングでのんびりしながら明日からの予定を話し合う。ユータ持参のグランピアンズトポを見てテンション上がりまくり。
明日に備えて早めに寝よう。シャワー浴びて就寝。
ついにグランピアンズで登ります!
3日目に続く!
コメント
7月末にグランピアンズ行くのでブログがとても参考になります。
レンタカーはどこの会社を利用したのですか?
料金や対応など予約するときの参考にしたいので。
閲覧ありがとうございます!
レンタカー会社はAVISを利用しました。
メルボルン空港を出たらすぐに営業所があって車の受け取りも返却もスムーズに行えます。
レンタカー会社はadvanced car rental という会社にしました。料金が安いので。
グランピアンズの一部のエリアがクライミング禁止という記事を見ました。hollow mountain cave は登れるのですか?
下記のHPを見たら禁止区域になっているようなんですが6月からなんでしょうか?
https://parkweb.vic.gov.au/explore/parks/grampians-national-park
hollow mountain cave、kindergarten、andersensは登攀禁止のようですね。
project wall、mt zero car parkからアプローチするエリア(トラックサイドやアンマガンマ等)、halls gap周辺のエリアは大丈夫だと思います。
禁止と知らずに登ってしまい、ツアー後半で現地の方に教えて頂いて気づきました。
関連記事の冒頭に禁止エリアの注意文を追記しておきました。
情報ありがとうございます。
hollow mountain caveが登れないのは非常に残念です。
いつか登れる日が来る時の為に目に焼き付けてきます。