ドクロベエ岩1dayコンプリートチャレンジ。高知日ノ御子ボルダー。

エリア紹介

どうも、つぼっちです。

ハヤトと2人で日ノ御子へ行ってきた。

目的はドクロベエ岩の新作二段達。

既存課題のUnmamed(5級)と(6級)、ドクロベエ(1級)、ドロンジョ(1級)と、

新作の 熱帯夜(二段)、蝉(二段)、怪談師(二段)、炎天(初段)。

1日で全制覇を目指す。

ここ数日天気が不安定で、川は明らかに増水していたが、ドクロベエ岩は川から少し離れているので影響を受けないはず。

アプローチ

風の谷エリアと同じ駐車場に停めて、一旦手ぶらで岩の様子を見にいく。

少し北に歩き、電信柱とカーブミラーの間から踏み跡辿って降りる。

あっという間にエリア着。

アプローチ良くて最高だ。

状態を良くないのは覚悟していたが、なんと完全に乾いていてパリパリだった。

苔むしている箇所は多少水分を含んでいたが、ホールドが濡れてないので全く問題なし。

対岸にもperfect answer(二段)などあるが、この日は増水で渡れず。

意気揚々と車に戻り、マットを担いで再びアプローチ。

毎度お馴染みインド式運搬法

まずはアップで5級を登ろうと準備していたら団体さんが登場。

兵庫クライマーのタナカさんと、島根クライマーのカンナさん御一行だった。

タナカさんはインスタで繋がっていたが岩場で会うのは初。カンナさんは以前、戸河内でお会いしたことがあったのでお久しぶり。

やはりみんな登攀可能な岩を求めてここに辿り着いた様子。

一気に賑やかになりセッションスタート。

Unnamed(5級)

程よい高さにガバが続いていて、アップに最適なルートだった。

※この岩は降り口がなく、木を使ってクライムダウンするので注意。

最初は怖いけど慣れたら簡単。

ドクロベエ(1級)

被った凸角を多種多様なホールドを使ってグイグイと登る看板課題。

ホールドポジティブで大きく動けて気持ちの良いルートだった。

直登するつもりで取り付いたら右面のガバに導かれて右抜けしてしまったが、中間部までも充分面白いので良しとする。

ハヤトもサクッと一撃。

この流れで時計回りに全部触っていく。

怪談師(二段)

サイドでセパスタ。

使えそうなホールドが多過ぎて惑わされるが、結局全部悪くて同じような動きになる初見殺しな課題。

ムーブを見出していく過程が楽しかった。

核心は上部のガバ取りで、左手アンダー右手薄カチから左手でランジするのが主流のムーブになりそう。

タナカさんが見事ランジでガバを止めて一抜け。

僕も何度かランジを試みたが、カチからの距離出しが下手でガバに届かずフォール。

色々やってるうちに、左手悪いピンチを持ち左足ハイステップしてデッドする新ムーブを見出して完登。

カチで飛ぶのが嫌な人にはオススメの激保持ムーブ

右手の薄カチと初手のポケットピンチが指皮消耗するので早めに決めれて良かった。

ハヤトは右カチが持ててないのか、核心で跳ね返され続けて敗退。

蝉(二段)

エッジで指皮削られまくるガバアンダーでスタートして、連続するアンダーを蝉のようにしがみつきながら右上するルート。

足が悪く距離が遠い為、背筋や腹筋をフル稼働して耐えなければ登れない。

下部の強度が高くて跳ね返されつつも、ムーブを解明していく。

またしてもタナカさんが渾身のトライで一抜け。強い!

それに続けと気合い入れたらガバ取りで力んでくっつきすぎて、右手が岩にガガッと擦れて、

弾かれてフォール。。

ずっとアンダー押さえてるからめちゃくちゃヨレる。

ハヤトも登れそうだったが、やはりアンダーでヨレてきて決めきれない。

正午を過ぎてタナカさんやカンナさん達は風の谷エリアに王蟲(初段)を触りにいくとの事でお別れ。セッションありがとうございました。

スポンサーリンク

さて、テンション上がって登りまくってたけど、まだ半日残ってるから一旦落ち着こう。まだ焦る時間じゃあない。

ハヤトと2人でベースブレッドを食べながら小休止。

パンプが治ってきてトライ再開。

1度目のトライで下部をミスなく突破し、核心のガバ取りも成功!

しかしヨレすぎてリップで1分以上レストしながらホールド探ってモジモジ。。

なんとか持てる膨らみを見つけて、左手プッシュからのハイステップでマントル。

危なかったー。

上部のオブザベはちゃんとしておきましょう。

その直後にハヤトも核心止めて、

完登!ナイスー!

上部は僕の動きを見ていたおかげでスマートに抜けてたな。毎回この流れじゃない?たまには先に登って見せて欲しいものだ。

蝉トライの代償。最初テーピング巻いてなかったからズタズタに。指の根元にテーピング推奨

アンダーヨレが当分治りそうになかったので、マットに寝転び昼寝する。

小一時間経ち目を覚ますと、太陽が山間に隠れてエリア全体が日陰になり、風も吹いて少し肌寒い気温になった。

まだまだシーズン終わってないな。

熱帯夜(二段)

パツパツな距離のサイドホールドを挟み込み、デッドでバシバシ登る真っ向勝負課題。

磔の刑。

初手が第一核心、二手目が最大の核心。

リーチ差出る課題だと思い、入りはネガティヴだったが、距離感確認したら案外大丈夫だった。

持つとこ分かって足位置決まれば、後はやる事明確。

気合い入れて声出したら核心止まって登れた。

サクッと終わってしまったが、

コンスト(コンタクトストレングス、接触筋力)やフィジカルが強くないと門前払いされるだろうから悪い二段なのだろう。

距離が遠い課題の適応力が上がってきて嬉しい。

ハヤトは二手目が止まる気配がなく意気消沈して敗退。

炎天(初段)

怪談師と同じスタートから左上のガバ(蝉で持ったやつ)に迂回する課題で、直登する怪談師よりも簡単な設定のはずだが…

思いつく限りのムーブを片っ端から試すも、ガバに手が届く事なく敗退。

難解すぎて見出せねぇ。

炎天最難説

1箇所ホールド欠けた後があるし、きっと悪くなったんだ。そうだそうだ。

ドロンジョ(1級)

最後に少しだけ触ってみたが、スタートから右上しようとしたら悪過ぎて敗退した。

後からトポ見たら直登だった。泣いた。

夕方になり2人ともヨレきったので撤収して、高知市に晩御飯を食べに行く。

西村商店 アグリコレット店

何を食べても絶品な市場レストラン。

本店には何度も行っていたが、こちらは初。

商業施設の一角にお店が入っていて、こっちの方が駐車場も広いし混んでなくて良いかも。

お品書き。他にも色々ある。

種類多過ぎて何を頼むか毎回悩む。

ハズレがないから尚更ね。

肉か魚か迷いに迷って、季節限定のブリぬたの刺し身定食を注文。

ブリは文句なしの美味しさだったが、それ以上にぬたの美味さに驚愕した。

ぬた革命や。

そして僕が超オススメするナスの肉味噌炒めを追加注文。

驚くほど柔らかくて濃厚で、ナスの価値観変わるやつ。

やはりハヤトも感動していた。

定食頼むとご飯と味噌汁がおかわり無料だし、接客も良くて最高すぎる。

イートスリープクライミング。あとは帰って寝るだけ。

幸せだ。

まとめ

目標のドクロベエ岩全制覇は出来なかったものの、新作の二段3本は登れたので大満足でした(´∀`*)

炎天は誰か初段っぽいムーブ解明出来たら教えてくださいw

ドクロベエ岩は面白い課題がコンパクトにまとまっていて、増水の影響も受けずにいつでも登れるのでオススメです♪

西村商店も美味しいので是非一度ご賞味あれ!

最後まで読んでくれてありがとうございました。

それでは皆さん、良きクライミングライフを!

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました