仁淀遠征後半。前半ではアプローチをこなし下地整備を終わらせた3人。ついにお目当ての審美眼(三段)をトライします!
まずは落ちそうなところにマットを敷いていく。
ルーフのカンテをトラバースしていく課題で、下地も岩が凸凹してるから配置が定まらない。マット3枚じゃ足りないな〜。
登るのに合わせて動かす必要がありそうだからとりあえずやってみてから調整しよう!
そうこうしてたら地元のクライマーさんがソロで登場。話を聞くと数年前に全パートバラして、通しでリップまで行ったけどヨレて降りたらしい。強強クライマーさんです。
以下オカモトさん。
久々に来たから思い出すところからとの事で、一から手探りだった僕らは大喜び!
セッションしてムーブを教えてもらおう!w
パートで少しずつムーブをバラしていく。
取り付いてみたら分かる。悪いやつや。
一つ一つのムーブが全て強度高めで手数が多い。しかもずっと右手と右ヒールで挟み込んでるから右の体幹がどんどんヨレていく〜。
核心に至ってはパートでも止まらないという絶望。
長い道のりになりそうだ…。
ミロくんとフジムラさんも各パートはバラせてきたけど、通すとヨレて進まなくてつらそう。
オカモトさんは少しずつムーブ思い出してきたようで本気トライを開始。どんどん高度を上げて核心止めるもノニウスパートでヨレ落ち。惜しい!
僕らは審美眼は諦めて上部パートのノニウス(1級)を登ることに。オカモトさん曰く、絶対先に登っといたほうがいいとの事。
初登時よりも下地が下がっていてノニウスのスタートに手が届かないので、マットを重ねて取り付くことに。
キャンパーで離陸して右ヒールして、
右手をクラックへ…って、見えないし!w
なるほど。体がルーフ面に入ってるから見えないところに手を伸ばさないといけないのか。これは先にやっておかないと絶対落ちるな。
見えないクラックに右手を差し込めたらリップ左面のガバを取る。
右ヒールを寄せてスローパーを抑える…思ったよりナルい!
あとは右足をハイステップして乗り込むだけなんだけど…
高さもあって下見たら岩が見える。。右手が抜けて岩に落ちるのが怖くて乗り込めなーい^^;
みんな怖くてマントルが返せずモジモジ。
そんな中オカモトさんがノニウスパートを気合いでマントル返して完登!
審美眼の最後にこれは無理やー!って思わず叫んでたw
完敗です。今日は諦めて別の岩で遊んで帰ろう。
荷物まとめて挨拶。セッションありがとうございました!ガンバです!
車に戻ってお昼を食べながらどのエリアに行くか話し合う。
まだ行ったことのないBPA中流と上流に行ってみることに決定。
車で上流に向かって3分ほどでBPA中流の駐車スペースに到着です。詳しくはトポ参照。
アプローチは結構急勾配な斜面を下って川沿いに降りるだけ。
すぐ近くに気になっていた味の素(初段)とだし汁(二段)のある岩を発見!
が、しかし…
でかい流木が岩の前に挟まってて取り付き不可能〜^^;
自然の力には敵いませんね。残念。
諦めてBPA上流にあるガンダーラ(初段)の岩と、婆羅門(二段)の岩を探しに。
どうやら川の対岸と中洲にあるみたいだけど…
明らかに水量が多くて対岸に渡れないし中洲もなくなってる⤵︎⤵︎
気になる課題がことごとく登れない。くそー。
子泣き爺(初段)という課題がある妖怪岩ってのが近くにあるみたいだからそれを登って帰ろう。
しかし中々見つからず、探し回ってやっとたどり着きました。
高さもないし下地もいいから気軽に遊べそう。
子泣き爺はトポによるとボコっと飛び出たバルジ面をパワフル&テクニカルに登る課題とのこと。
早速セッション開始!
アンダー持って離陸…わっるw
スタートから悪いし浮けても動けねぇw
スタンス見出して一手目までは止めれるようになったけど、そこから先のホールドが乏しすぎて何も出来ない。
みんな登る気力なくなってきてまったり。
ちょっと早いけど今日は帰りますかーw
荷物まとめて岩をブラッシングしてから撤退。
急勾配なアプローチをヒーヒー言いながら登って車に帰還。お疲れ様でした!
今回は1度も岩の上に立てなくて悔しかったけど、審美眼のムーブが全部分かったから良しとしよう。
また近々リベンジするぞー!
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