宮川ボルダー宿題回収ツアー【2日目】定入滝エリアが人多すぎて気疲れした。

エリア紹介

初日の記事はこちら↓

宮川遠征2日目の朝。リバーサイドホテル茶倉の和室で眼を覚ます。

全身に程よい筋肉痛を感じながら出発準備を済ます。

外にある遊具のブランコ漕いで身体をほぐし、7時出発で宮川へ。

勢和多気のローソンで海老カツサンドとたまごサンドのセットを購入。ガッツリ食べてエネルギーチャージ。

8時にメインエリア駐車場へ着くと、すでに沢山の車が停まっていた( ゚д゚)

流石土曜日、予想通りの展開になりそうだ。

1人300円の利用料をポストに投入して、いざ定入滝(じょういたき)エリアへ。

定入滝エリアのアプローチ

宮川ダム方向へ真っ直ぐ歩いて行き、発電所の脇から防波堤沿いに出る。

急斜面に張られたフィックスロープを使ってクライムダウンするとエリアに到着。

ダム方向へ歩いていくと大人気のマスタング岩&とりま岩があり、反対方向にも岩と課題が沢山ある。

let’s climb

まずはダムと反対方向へ少し歩き、アップがてらウェルカムバケット(3級)をオンサイトトライ。

スタートアンダーのアンバランスさと、中間部以降はガバだけどホールドの向きと距離が一癖あって面白い!

岩の高さも相まって体とメンタル共に目覚める、アップに最適な課題でした(´∀`*)

近くにあるオレンジペコ(1級)も面白そうだったので次回アップで触ろう。

再び移動。ダム方向へ暫く歩いて、本日メインの岩場へ到着。

手前がマスタング岩で奥がとりま岩。

すでに大勢のクライマーで賑わっていた。

いや、正しくは溢れかえっていた。

ランディングにはマットが広範囲に重なり合うように敷き詰められ、少し離れた岩の上には動画撮影用の三脚が所狭しと並ぶ。

そして動画のアングルに被らないように且つ座り心地の良い場所へおしくらまんじゅうのごとく陣取る人々。

地方で登っているとこんな光景は滅多に拝めないので貴重な経験だ。

何故こんなにもこの二つの岩は人気なのか?

その理由は恐らく、課題のグレードが幅広く揃っているからだと思う。

初段から四段+まであみだくじのようにラインが引かれているので、初段狙いの初心者から四段狙いの上級者まで色々なレベルの人が一緒に来て楽しめる。

初心者は普段見れない上級者の登りを見てモチベが向上するし、上級者は高グレード狙いつつ初心者にアドバイスもできる。

他にも周りが開けていてロケーションが良い、岩もカッコよくて映える、陽当たりも良好で居心地が良い等々、人気な理由は沢山ありそうだ。

さて、ひとまず岩から離れた空いているスペースに荷物を降ろして一息。

僕らのマットを岩の下に敷く必要はなさそうなので休憩スペースにしよう。

人が多い事は覚悟はしていたが、いざこの光景を目の当たりにすると気が引ける。

横を見るとショウちゃんとハヤトも同じ気持ちなのか、怪訝な表情を浮かべていた。

このままではアウェイ感に押しつぶされて終わってしまう。気持ちを入れ替えて行動開始。

人目を気にしていると永遠に登れないと思い、グイグイ岩に近づいて座るスペースの確保と三脚を設置。

まずは黄色い鈴(初段)から登るぜ。ハヤトも一緒にトライ。

ショウちゃんは既に登っているので、イエローアイ(三段)をトライ。

黄色い鈴は一撃で仕留めるつもりで入念にオブザベ。

コンペのごとく入れ替わりにトライが続いているので、皆んなのムーブを見て丸パクリさせて頂く。

順番待ちしながらタイミングを見計らう。今だ。

どれが誰のマットか分からない。とりあえずマナー的に「マットお借りしまーす」と呟きながらカラフルな足場を歩いてスタートに取り付く。

離陸してから取り先のホールドをしっかり見据えて左手デッド。止まった。

右手のホールド探りながら足上げて、遠めのギャスを左手で押さえる。

次の一手が思ったよりバランス悪くてモジモジしたが、心決めて右手クロスランジ。意外とガバだった。

キャンパーマッチして、落ち着いて上部こなしてトップアウト。

四年前は初手が止まらなかったのかな?一撃でリベンジできて嬉しい(´∀`*)

お次はショウちゃんとイエローアイをセッション。

コルベット(四段+)のスタートから黄色い鈴に繋げるリンク物で、登りやすいと聞いていたので意気揚々とトライ。

ところがどっこい2手目(3手目?)の遠いポケット取りが何回やっても止まらず大沼り。悔しくてひたすら同じパートやってたらヨレてきた( ̄▽ ̄;)

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ポケット取れました〜からのパートはサクッとバラせただけに不完全燃焼である。

ショウちゃんもポケット取りが安定せず苦戦中。

その間ハヤトは黄色い鈴の初手が何故か一度も止まらず心が折れそうになっていた。

毎回足が抜けて落ちていたので、足の押さえとポジショニングが大事だとアドバイス。

そしたらついに初手が止まった。後半は難なくこなして完登。余裕やんw

僕もイエローアイでひたすら同じ動きやってるのが嫌になって、ハヤトと一緒にとりま岩の雷切(初段)をトライ。

スタートからバランスが悪く、初手右手でギャスカチを握り込み、右上の遠い棚を左手クロスで取るのが核心。

既に完登済みのショウちゃん曰く、中間部以降は黄色い鈴と同じで簡単らしい。

触り始めた時は陽当たりが良すぎて初手のカチが滑って距離が出せず、一旦レストする事に。

気づけば正午すぎ。テンション上がって登り続けてたからそりゃヨレるわな。

昼食のベースブレッドを食べていたら急に曇ってきて、雨降りだしてざわつく。数分でやんでくれたので一安心。

そして曇ったおかげで陽が当たらなくなった。風も吹いてきてSFTくるか?!

暫く休んでから再び雷切トライ。

初手のカチを持つと午前中よりフリクションが良い。

握り込んで思い切り飛び出したら核心止まった!

ガバサイドアンダーを掴んでちょいレストして、ショウちゃんから教えてもらったムーブで上部に突っ込む。

そしたら左手のサイドスローパーが思ったより悪くて焦る。足を探すも形状が膨らんでいてブラインドになってて、顕著な足が見当たらない。

もう分からん!こうなったら飛ぶしかない!

ランジしてガバ取りましたw

後で聞いたら左手ピンチで持てたらしい。テヘペロ。

まぁ落ちなかったから良しとしよう。

ハヤトは上部で2.3回落ちてまた沼ると思いきや、僕が他の岩見に行ってる間にちゃっかり完登してた。ナイスぅ。

その後はもう一度イエローアイ触るもやはりポケット取りが何故か出来なくて敗退からの、一角(二段)を適当に数回触って敗退からの、炎帝(四段)も記念に触ってヨレ敗退w

ショウちゃんもイエローアイは諦めて一角を狙いにいっていたが、通しきれずにヨレ敗退。次回はサク撃できそう。

夕方になり日暮が近づいてきた。

人が多すぎて流石に気疲れしてきたので、最後に違う岩で遊ぶことに。

仕上げに選んだのは夕凪岩。高さもなくて程よい感じ。

先に触られてた人達がわらしべ(初段)をトライしていたのでセッションさせてもらった♪

細かいホールドを繋いで右にトラバースして、朝凪(3級)に合流する課題。

残り体力があと僅かだったので、入念にオブザベしてから取り付く。

そしたらまさかの初段パート突破して3級パートに合流成功。

抜けの処理がオブザベ不足で上部のホールド分からず、なんとかしがみつくも力尽きてフォール。(ノД`)

1トライで全てを出し切ってしまい、その後は何回やってもヨレ落ち。。くそ〜タイミング逃したな〜。

折角なので夕凪(初段)も触ろう。

朝凪スタートで左にトラバースしてフェースを抜ける課題。わらしべの逆バージョンっぽいが(名前的にこっちがオリジナルか)核心は最後のホールド撃悪そうなフェースだと思われる。

まぁそれ以前に、わらしべのスタートに合流する所のカチが全く持てなくて敗退しますたw

こうなったら朝凪(3級)だけでも登ったるわと、残された力を全て使って完登。

出し切った〜_:(´ཀ`」 ∠):

1日登りまくって疲れたし、ご飯食べに行こ〜。

焼肉一番

今回宿泊しているリバーサイドホテル茶倉の近くにある焼き鳥屋さん。

地元に根付く人気店なようで、沢山のお客さんで賑わっていた。

メニューも豊富でとりあえず色々注文。

焼きます焼きます。

どの肉もめちゃくちゃ美味しかったし、量も多めでお腹ぱんぱんになりました。

ごちそうさまでした!

宿に帰って浴場の湯船に浸かる。極楽や〜。

今日もハヤトは仕上がっていた。

明日は雨予報だけど朝イチなら登れるかもしれないって事で、気合いの6時出発予定で早めの就寝。

最終日は果たして登れるのか!

3日目へ続く↓

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