パンセSDでYouTube魂を発揮してしまった。徳島県立川ボルダー。

外岩

どうも、つぼっちです。立川ボルダーにパンセSD(三段)のリベンジに行ってきました。

前回ハヤトと来た時にヨレ敗退して悔しかったので、シーズン終わる前に登りたいと思っていた課題です。

現地妻(三段)も1チャン狙って行きました。

どちらも難しい課題ですが、果たして登れるのか?!

それでは書いていきます。

早朝出発

昼になると気温が高すぎてヌメるので、日が当たる前に現地妻を触れるように3時起き。

4時にショウちゃんと合流して出発。

日の出と共に徳島入りして7時に立川着。

まずはメイン中流へ向かう。

道中咲いている桜が綺麗だ。

※4/16 追記。民家脇のアプローチの利用は自粛となっています。トポに記載されているのに気付かず通ってしまいました。すみません。↓に書いているアプローチは通らず、上流か竹林からアプローチしましょう。

アプローチ途中にあるATS(初段)をアップがてら触ろうと思ったが、ホールド渋過ぎてテンション上がらず辞めた。

まぁ、そのうち帰り際とかに登るだろう(毎回言ってる気がする)

対岸に渡って狂言師の岩へ。

現地妻トライ

まだ岩は日陰で冷えていて、僅かな湿気を含んでいてフリクション良い感じ。

ルーティンのラジオ体操やストレッチをして体をほぐす。

まずは現地妻の上部パートであるマントル(2級)でアップ。万歳スタートで右ヒールして、右奥のナルいシワを抑えて左手返して乗っ越す。

これは何度も登っているが、右足の悪さとプッシュのパワーが必要で面白いし全身に力が入って暖まるから丁度良い。

太陽が渓谷の狭間から徐々に顔を出してきた。まだ調子は万全ではないが、暑くなる前に本題の現地妻をトライ。

左手アンダー、右手カンテを抑えてセパスタ。右ヒールに腰を入れて右手のカンテを送り、足を整えて恐ろしく遠いリップにランジする。2手に凝縮された短しい課題だ。

去年触った時はリップ取りが全く届かず(10cm以上足りず)ド敗退をかましていた。

奥のガバ棚まで左手が届くイメージが一切なかったので、手前のナルいリップを狙う。

最初は右足のサイファーちっくな動きでリップを狙っていたが、予想通りリップに届かなかった。

そして良いムーブを閃いた。

左足を手に足気味に極小ジブに上げて、エッジで掻き込みながらランジしたらリップに届いた!

突然の距離出し成功に困惑したが、何度か繰り返しランジしているうちにガバ棚を叩いて落ちる程までに距離が出るようになった。

もしかして強くなってる?

テンション上がって通しトライを開始。

結局リップを止めることは出来なかったが、登れる可能性が見えて嬉しかった。

ショウちゃんも少しトライしていたが、離陸からしんどそうで初手が止まらない。実は離陸と初手も超パワフルで悪い。

早々に切り上げて、同じ岩の左面にある狂言師をトライ。僕は完登済みなので応援。

これまた短しい課題で、離陸して恐ろしく遠いリップを叩いてマントルを返すバシバシ系。僕はこのリップ取りが遠くて苦労した記憶しかないが、ショウちゃんは軽々と届いていた。強い。

安定して何度もリップは叩けていたが、その後の左手を寄せてきてリップを叩くパートがしっくり来ないようで降りる。

太陽光が岩に直接当たってきた。朝イチは寒いくらいだったが、陽が当たると途端に真夏のような暑さを感じる。

すっぽ抜けの危険を避けて無理せずトライ終了。

駐車場に戻る。

アプローチ途中のジブリ感。良き。

パンセSDトライ

車で10分ほど奥に走り、パンセエリアに移動。

すると岩の前に知り合いの姿が。

岡山のリズムで登っているモトさん達がパンセ(二段)をトライしていた。

初手のホールディングに苦戦していたので、思い出しがてら初手と2手目をやってみる。前回は核心の2手目で毎回足がきれていたが、ピタッと足が残せた。どうやらヨレていたようだ。

現地妻のトライで体が温まっていて好感触だったので、早速SDのスタートから取り付く。すると一手一手が上手いこと決まり、パンセに合流成功。

しかしここで、ある事に気づいてしまう。

動画回してないや。。

いつも動画を撮ってYouTubeに投稿しているので、このまま登れてももう一回登り直さないと…いや、折角ここまで来れたし、動画は気にせず突っ込むか…

パンセの初手を取りながら、そんな葛藤が脳内を駆け巡る。

迷いながらも、余力があったのでそのまま進む。

パンセの核心取れちゃった。。

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マッチして、おつまみピンチに手を出す。これも取れた。。

若干ヨレてきてはいたが、上部に突っ込む余力はある。。

ダメだ気持ち入ってないわ!!

結局降りてしまった。

いや〜やっぱりYouTuberだし?(ただの趣味)、ちゃんと動画撮って登ってアップしないとね!1発で上部まで行けたし大丈夫大丈夫!

そこからまさかの大迷走。イケそうと思ったら緊張してしまい、下部で凡ミスを繰り返して落ちる。気温が急激に上がってきて日も当たってきて焦る。

その間にモトさんが安定した登りで上部に到達してパンセ(二段)を完登。ナイス!

まだ13時で時間には余裕がある。一旦落ち着こう。

モトさん達がエリア移動して微熱(二段)を触りに行くというので、ショウちゃんも一緒に触る事に決定。丁度いいので大レストさせて頂く。

微熱の応援

再び車で移動して桜花エリアへ。

綺麗な踏み跡を辿ってアプローチして、微熱の岩に到着。

モトさんも完登済みという事で、2人でガヤりながらみんなのトライを応援する。

これも短しい系(本日3回目)。右手謎のアンダーカチピンチからの左手サイドガバを取る一手に凝縮された課題。

足が高い為 狭い核心で、体が吐き出されながらデッドをしなければならない。

みんな下部は問題なくこなせていたが、やはり核心で何度もフォール。いけそうでいけないトライが続く。

景色が良くて居心地が良い。サブマット広げてまったりする。

と思ったら陽が陰ってきて、風も吹き寒くなってきた。

ショウちゃんも核心止まりそうだったので、移動時間を決めて粘り続けたが、惜しくも核心を止めることが出来なかった。

次回はサク撃だろう。

モトさん達とお別れして、パンセエリアへ戻る。

パンセSD第二ラウンド

体は冷えたがパンプは完全に治った。岩も日陰になり、キンキンに冷えていてベストコンディション。

SFTきたな。

今度は忘れずに動画をON!

改めてムーブを入念にオブザベして、本気の1stトライ。

下部をミスなく超えて合流成功。

核心の一手も足を残せた。

勢い止めずにおつまみピンチにデッド。

よし、余力残ってるぞ。

ヨレる前に悩まず上部に突っ込む。

棚マッチしてサイドガバを取り、ガバ足にハイステップ。

右手をギャスカチに寄せて、乗り込んでリップに手を出す。

しかし予想よりもホールドがない。探ってる間に右手がヨレてきて焦る。かろうじて見つけたマイクロカチを左手で全力保持して立ち上がる。

立てた〜と気を抜きかけた瞬間、、

左手が抜けて体がフワッと後ろに開いた…!

防衛本能が働き全身に力が入り、なんとか剥がされる事なく体を戻せた。危ね〜。。

マントルを返して岩の上に立った時、喜びよりも安堵が勝っていた。

よく見るとフワッとなってるのが分かるので、是非注目して観て欲しいw

登れたから良かったけど、落ちていたらと思うとゾッとする。上部から落ちた時のマット位置とかスポット入ってもらうとか熟慮できてなかったから、落ちなくてホント良かった。。

勉強になりました。

その後は日暮れまで横の小男鹿(三段)を触るも登れず。

初手のしっくりくるホールディング見つけれたからヨシとする。

帰りに坂出の勝乃屋でいつものやつ(鶏肉セットとカレーうどん)を食べる。

何回食べても美味いんよ。

満腹で瀬戸大橋渡って解散。

まとめ

シーズン終わる前にパンセSDが仕留めれて良かった!上部でヒヤッとする登りをしてしまったのは反省。

次に活かそう。

現地妻もリップ届くようになったし、小男鹿も次回フレッシュな状態で触れば1チャンありそうだから成果ありありの1日でした。

次の狙いは仁淀ボルダーのブイブイ(三段)だ!

インド式運搬法の写真で〆

最後まで読んでくれてありがとうございました。

それでは皆さん、良きクライミングライフを!

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コメント

  1. とおりすがり より:

    こんにちは。突然のコメント失礼します。中流へのアプローチは確認された方がよいかと思いますよー。

    • つぼっち より:

      コメントありがとうございます。
      トポ確認しました。
      あのアプローチは緊急時のみ使用可能の自粛ルートだったんですね。気付かずに利用してしまっていました。すみません。。
      記事にも追加しておきます。

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