どうも、つぼっちです。
岐阜県の恵那ボルダーにカズキと2人で登りに行ってきました!
恵那笠置山に広がる巨大なボルダリングエリアで、岩質は花崗岩。
垂壁や薄被りで細かいカチを握ってジワジワ登る課題から、ルーフでジムのような棚ホールドを押さえ込んで登る課題まで、多種多様な課題があります。
土日に一泊で遠征予定だったんですが、日曜が雨予報になってしまったので金曜休みとって金土で行きました!
今回も色々ありすぎて長くなりそうですが気が向いたら読んでくださいね(´∀`*)
それでは早速いってみよう!
恵那ツアースタート
岡山から恵那ボルダーは高速使って片道5時間半。
のんびりしてたら昼着になってしまうので、気合いの朝2時出発。
高速乗ってひたすら東へ走る。
カズキと一緒に岩行くのは久々なのでお互いの近況をあれこれ話しつつ、適当なSAで休憩しながら走る。
登るのが楽しみすぎて気付いたら恵那市に到着。
まずは遠征の朝といえばお決まりのすき家へ。
まぜのっけそぼろ朝食。
朝すきでお腹を満たす。
これがないと始まらない。
町から北上してラスコンのファミマ恵那久須美店で物資調達。
ちなみにここで恵那のトポも買えます(๑•̀ㅂ•́)و✧
トイレも済まして、いざ笠置山へ!
エリアに近づいてくると道標の看板が幾つも建てられていて、迷う事なく辿り着けます。
プロクライマーであり開拓者の小山田大さんが登っている姿が大きく写っている看板もあり驚きます。
町公認で安心して登れるのが素晴らしいですね♪
エリア手前の入山受付所に寄って、入山料1人300円を支払い入山記帳に記入する。
入山料はエリア存続の為の環境整備等に使用されるので必ず払いましょう。
受付所から山道を30分ほど走ってメインエリアの駐車場に到着!
金曜だから人少ないかと思いきや、さすがの大人気エリア。
既に沢山の車が停まっていました。
林道上エリア
マットを背負い最初に向かったのは林道上エリア。
他のエリアは駐車場から下に降って行きますが、林道上エリアだけは駐車場から上に昇っていくので、標高が1番高いエリアになります。
結構急登な登山道で息が切れる( ̄▽ ̄;)
途中に在る岩を休憩がてらオブザベしたりしつつ、どんどん上がっていく。
そしてついに今回1番の目的であるオウダン岩に到着!
林道上エリアの看板課題であるパッション(四段)と坂の上の雲(初段)があります。
4年ほど前にカズキと一緒に来ていて、僕は坂の上の雲敗退していたのでリベンジ。
カズキは登れてるのでパッション狙い。
既に二組のクライマーさん達がマットを敷いてトライ中。
誰もいなかったらもう2枚持ってこようと思ってたから助かったー。
アプローチで下半身は温まっていたから、上半身のストレッチしたりラジオ体操したりしてほぐす。
カズキはテンション上がって早々とパッションセッションに加わっていく。
僕はスロースターターなので易しい課題登ってアップしたかったけど、無理せず触れば大丈夫かと一緒に参戦。
ストレッチしながら登ってるの見てたからなんとなくムーブ分かった。
下部だけ頑張ろうと思って2、3手出したら、左手すっぽ抜けてフォール。
まさかの1トライ目で猫パンw
綺麗に指4本削られました( ̄▽ ̄;)
左手間違えてめっちゃ悪いホールド持ってた。
花崗岩の洗礼受けたわw
応急処置でテーピング巻いて血が止まるまでレスト。
その間にカズキは下部のムーブを安定させて中間部へ突入。
どうやらそこからパッションが始まるらしい。
右手アンダー気味のカチを押さえつつ、両足深いスタンスに張って、左手クロスでガストンスローパーを取る。
先人達はリーチ長めで簡単そうに届いていたが、カズキは距離が遠くて苦戦。
何度かトライして取れるようになったが、そこからの右手ガストンカチピンチ取りが難しくフォールを繰り返していた。
僕はというと、ガストンスローパーが一向に取れる気配が無く、しかも右手のアンダー気味のカチが痛すぎるし保持負けしていて心が折れました。
いきなり四段はムリじゃw
よし、無理せず坂の上の雲を登ろう!
トライしている方が1人いたのでご一緒させてもらった。
オウダン岩右端の1番高さを感じるラインを、ダブルカンテで挟み込みながら足技駆使して登っていく課題。
昔の記憶を辿りながらオブザベ開始。
四年前も上部の核心まではいけてたはずだから問題なく登れるはず。
緊張しながらも1トライしてみる。
下部は意外とポジティブなのでスイスイ登れる。
中間部でバランスの悪い一手があるが、ヒールフックを上手く使って突破。
その先の左上にあるカチを取りに行くのが第一核心。
左足をキメて左手出したいが、絶妙に良い足がなくて迷う。
ムーブ思い出せなくて一旦降りる。
その後も色々なムーブを試すもののしっくりこない。
良さげな左足見つけてデッドしたら足すっぽ抜けて激落ちしたり(カズキの神スポットで助かった)
右ヒールだけで無理やりデッドしたら普通に落ちたりして大苦戦(´∀`; )
あのカチ取れたら後は水平カチ?からのガバ取り(第二核心)だけなのに、、
また敗退か…?
と焦っていたら、カズキが四年前に登ったムーブを思い出して見せてくれた。
それだ!!
焦らずパンプ治るまでレストしてから本気トライ。
中間部までミスなくこなして、問題の一手。
右足狭めなスタンス踏んで左足トゥフックで挟む。
めっちゃ効くやん。
スタに近いデッドで左カチ取り成功。
あとはクロスで水平カチ取って…
おや?
ホールド悪ない?
カチって聞いてたから探ってみたものの、恐らく1番良いであろうホールディングがナルいポケットだったw
一瞬焦ったけど余裕はあったので、左足ジブ踏んで右足ヒールをトゥに掛け直して、真横のガバに左手を伸ばす!
とまった!
足もきれずに取れてよかった。
ガバで一旦落ち着いて両手シェイクする。
もう落ちれない高さだけど、あとはガバガバなので大丈夫。
リップを持ってハイステップしてマントル。
登れたー!
四年前の自分と骨折のトラウマを乗り越えました。
超気持ちいい。
裏からクライムダウンして、気持ちが落ち着くまでお昼休憩。
ベースブレッド食べながらみんなのパッションを応援。
正直この岩に満足したけど、見てたらウズウズしてきて参戦。
結果全然戦えず敗退w
カズキもある程度納得するところまで行けたみたいだし、みんなヨレて終了したので移動します。
片付けながらセッションしてた2人と話してたらプレイマウンテン名古屋の店長(ヤマピーさん)と常連(セキさん)だった。
一緒に登れて楽しかったです。
2人と別れて、朝来た道とは違う道で降りる。
途中岩が密集している場所があり、級グレードから二段まであって楽しそうだった。
また来よう♪
道路まで降りて少しトラバースしてから、今度はさらに下へ降っていく。
電波塔尾根エリア
次の狙いは大岩ごけエリアのレッドブル(三段)
だったが…
2人とも割と疲れていたし岩に着いたら誰も居なかったので、ホールディングだけ確かめて移動。
電波塔尾根エリアに向かいます。
また少しトラバースして、途中エモーションの岩を触ってヤバいな〜とか言いながら分岐を下に降っていく。
もう足ふらふらw
人気課題のニゲラ(二段)があるトンネル岩周辺で色々課題観ながらオブザベ。
そうこうしてたらヤマピーさんとセキさんに再び遭遇!
せっかくなんでご一緒しましょう(≧∀≦)
ヤマピーさんがトグロ(三段)を狙っていたので僕らもやります。
っとその前に、セキさんがペシミストという激悪カチ課題を探しに行くというので着いていった。
若干迷いつつもトポを頼りに歩き回って無事発見。
薄被りのフェースの左端にわずかに散らばるカチホールド。
これがカチラーも唸ると噂の、もと二段の ペシミスト(三段)か。
うむ、登れる気がしない。
ちょっとホールド持っただけで痛すぎて心が折れましたw
来た道辿ってトグロの岩まで戻る。
マット敷いてセッション開始。
もう夕方でタイムリミットは僅かだったが、短しい系だからワンチャンある!とみんなでマシンガントライ。
でも流石の三段+で、核心が突破できない。
サイド棚カチを右手で引きつつ右足を深い足に張って、
両足全力で踏ん張りながら棚カチマッチ。
体が回って剥がされそうになるのを耐えながら、右手で遠いガバ棚をガストンで押さえにいくムーブ。
セキさんが既に完登していたので色々アドバイスもらったけど、みんな中々噛み合わず。
暗くなってきてタイムアップ!
トグロは敗退です。。
悔しいから後半パートのトケビ(3級)だけでも登ったるわ!
勢いで取り付いたら意外と悪くて一撃逃した(汗)
クラックを右上してからフェイスを抜ける、バランシーで面白い課題でした。
真っ暗になる前に急いで荷物まとめる。
これも何かの縁と、みんなでインスタ相互フォロー。
道路までの急な坂道を足腰ガクガクになりながら昇って帰りました。
お食事処 金よし
恵那市街まで戻りガソリン給油して、晩御飯を食べに行く。
お食事処 金よし。
地元民に親しまれる定食屋さんです。
僕は味噌カツ丼、カズキは唐揚げ定食を注文。
そして追加で、グーグルマップで見つけて気になっていた恵那ハヤシなるものを注文してシェア。
ハヤシライスが恵那市発祥だったとは知らなんだ∑(゚Д゚)
結構な量だけど、明日も登るしこのくらい食べとかないとね。
味噌カツも恵那ハヤシも大変美味しゅうございました。
ごちそうさまでした!
お次は温泉浸かって癒されよう。
恵那ラジウム温泉。
店員出てこなくて待ってたら店主らしきおじいちゃん出てきて一言。
「今日は早めに閉めたんです」
な、なんだってー!
まだ閉店時間の1時間半前なんですけどw
と心の中で叫びながらも撤退。
じゃあ違う温泉に行こうと、次に向かったのは恵那グランドホテル内にある湯快リゾート。
館内に入ろうとしたら入り口になにやら立て札が。
「本日 日帰り入浴はお休み です」
終わった…。
他の温泉も時間的に無理そうだったので、諦めて宿泊予定のゲストハウスでシャワー浴びよう。
ゲストハウス やなぎ屋
今回泊まったのは恵那市街から20分ほど南下した町にある、ゲストハウスやなぎ屋。
ドミトリー素泊まりで1人3300円。
到着したらオーナー不在で、電話して予定より早く着いちゃいましたと伝えたら、10分くらいで車で駆けつけてくれた。
お金を前払いで払い施設の紹介と利用方法を聞いて入室。
ドミトリーなので他の宿泊客と相部屋になると思っていたが、平日だからかドミトリーには誰も泊まってなくて貸切だった。
トイレやシャワールームも清潔感あって、フリーWiFiも使えて良い感じ♪
朝早くから行動して活動限界だったので、シャワー浴びてソッコーで爆睡。
明日も頑張るぞい。
↓2日目に続く↓
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