どうも、つぼっちです。
最近瀬戸大橋渡って四国ばっかり行ってるから気分転換に東方面でも行くか〜と思い、1人で下道走って武庫川ボルダーの武庫川ルーフの岩へ行ってきました。
ハワイアン岩は2年ほど前に訪れていたが、武庫川ルーフは5年ぶりで、当時は大猿回し(初段)と猿の神(初段)だけ必死で登った記憶がある。
今回は飛猿(三段)、冷酷(四段)、OZ(四段)を触ってみたいと思っていた。
アプローチ
6時に家を出て、2号線で兵庫へ向かう。加古川で出勤ラッシュに巻き込まれてしまいタイムロス。北上して三田市方面に向かうと車が減ってきて快適に走れた。
途中コンビニ寄って休憩しながらのんびり走って、武庫川の駐車場に着いたのは11時だった。
武田尾駅の受付で駐車料金を支払うのだが、場所を忘れていて通り過ぎてしまい、ハワイアン岩まで行ってしまった。Uターンしながら遠目に岩を見ると沢山のクライマーの姿が見えた。ハワイアン岩は駐車料金不要でアプローチも一瞬なので通いやすい岩だ。
来た道を戻り料金所で500円を支払い、指定された番号のパーキングに駐車。
マットとザックを背負ってアプローチ。畑熊商店と公衆トイレの横を通って廃線跡のハイキングコースへ進む。
時折すれ違う観光客やハイカーと挨拶を交わしつつ、川と山のコントラストが綺麗な景色を眺めながら暫く歩く。
真っ暗で少し怖いトンネルを3つ越えた先の橋の脇からクライムダウン。手すりをマントル返して、足場を伝って降りていく。
無事川沿いに降りれたら右方向へ。
少し歩くと見えてくる大きな岩が武庫川ルーフだ。
武庫川ルーフで登る
土曜日なので賑わってるだろうと予想してマット1枚で来たが、意外と少なくて先客は3人× 2組の6人だけだった。最近はアプローチ良くて分かりやすいトポのあるエリアが増えた影響だろうか。
しかもそれぞれが身内で楽しんでいる感じ(一方はエリアに慣れていて三段四段を、もう一方は初来訪で初段をトライ中)だったので絶妙なアウェー感。
登るか移動するか若干迷ったが、折角ここまで来て帰るのはもったいないので、荷物降ろしてストレッチ開始。ルーティーンのラジオ体操で心を落ち着かせる。
まずは小猿回し(3級)でアップ。顕著なカチとスローパーを繋いでいく、保持と距離出しが必要な好課題だ。
まだ体が暖まってなかったが、飛猿(三段)にマットが敷かれていたのでお邪魔した。
重ねたマットから背伸びして、右手サイドカチ、左手アンダーで万歳スタート。リーチギリギリ。大猿回しのスタート辺りの棚にパツパツで片足上げて離陸。足深すぎてめっちゃ体幹使う。
そして遠いリップにランジするのだが、足深くて溜めが作れないのでほぼ右手の保持と押しで距離出すしかない。数トライしたけど全然リップに届かず。
右手がエッジ立ってて持てちゃうから、負荷高くてめちゃくちゃ痛い。気持ちが萎えて辞めた。
お次はこれまたマットが敷かれていた冷酷に混ぜてもらう。なんとなくトライしてるのを見てから、スタート真似して取り付く。
初手と2手目はこなせたが、それ以降のパートは全然ダメ。最近ピンチが少し強くなったと思っていたけど気のせいだったようで、冷酷のピンチホールドは予想以上に悪かった。
苦手なファットピンチでしかもナルい。足も悪くて傾斜も強いので何もさせてもらえなかった。近年ホールドが欠けて悪くなったそうだが、それ以前の問題だった。
強度が下がるらしい反転ムーブも少し考えてみたが、ムーブが全く分からず諦めた。
一旦靴脱いでレスト。
冷酷やってたグループがOZに移動したので、どんなもんか気になり見に行く。
しかし岩の周りが開けてないので見るスペースが少なく気まずい空気。決して悪い人たちではないのだが、身内で楽しんでいる感じだったので気を使わせてしまった。家で友達とテレビ見てたら突然知らない奴が来て横で見出した的な空気だった。疎外感に耐えられずルーフへ戻る。
もう一方のグループが飛猿のトライを始めたので、体も温まったしイケるかもとご一緒させてもらう。
こちらのグループはウェルカムな感じを出してくれたので安心してセッション。
でもやっぱり飛猿は全然ダメだった。こういう課題はどうしてもリーチ得と思ってしまうが、足が届いているので弱いだけである。
続いて大猿回しをセッション。昔動画取れてなかったから再登がてら動画撮影。
ムーブを思い出しながら探って、2トライでサクッと登れた。
猿の神も動画撮る為にトライ。
…スタートホールド悪っ。
短しい系で強度高いので、何となくやっても登れそうにないなこりゃ。5年前の実力でホントに登れたのか?w
しんどいので一旦やめて、みんなで冷酷セッション。相変わらず全然進まず。
同じスタートで左抜けの残酷(三/四段)も触ってみたが、初手が悪すぎて止まらない。その後のパートも全部悪くて余裕の敗退。
そうこうしてたら夕方になり、セッションしてくれていた3人組が帰っていった。ありがとうございました。
強い組がOZで大盛り上がりしているのを横目に、1人寂しく猿の神をトライ。あれこれ試してたらムーブ決まってギリギリ再登。
ちょっと本気出した。
もう少し時間残ってたのでファンキーモンキールーフ(初段)もトライ。ルーフの左奥からスタートして、ポジティブな棚をトラバースして直登する気持ちの良い課題。
中間部の核心?でプルプルしつつ、上部ヨレて落ちるかも…と思いきや、謎のニーバーが決まってレストできた。リップのホールド探ってトップアウト。オンサイト成功!
最後にめげずに冷酷を触るも全然ダメ。色々足りてないな。
そろそろ切り上げるか〜とブラッシングしてマット片付けてたら、OZ組も片付けしに戻ってきて少しお話しできた。
ファンキーの下部の大棚が崩落する危険があり登攀自粛の感じになっているそうで…そうとは知らずに登っちゃいました。すいません。
色々話してるうちに片付けが終わったので撤退。
えっさほいさと橋まで登り、来た道を戻る。
夕方のトンネルはより一層真っ暗闇で肌寒く、少し怖かった。
車まで戻り荷物を積み、一息ついてから帰路につく。下道で休憩しながらのんびり帰りましたとさ。
まとめ
5年ぶりの武庫川ルーフは変わらず名作揃いでした。
大猿回しが余裕もって再登できたのは嬉しかったけど、猿の神はギリギリだったし、冷酷は予想以上に悪くて何もできず悔しかった。
飛猿?何それ美味しいの?
次回はOZと猿の惑星(二段)も触ってみたい。
まだまだ足りてない事が分かったので鍛え直します。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
それでは皆さん、良きクライミングライフを!
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